眼精疲労
「眼精疲労を放っておくとどうなってしまうの?」
たかが眼精疲労と放っておくと、こんな症状も引き起こします。
眼精疲労の症状
出典:「眼精疲労はまかせなさい!」(森岡清史著)
眼精疲労を放っておくと肩こり以外にも、頭痛、吐き気、胃痛、イライラ、集中力の低下、さらに全身の倦怠感や軽いうつ状態などの深刻な症状に発展する場合もあります。一見、関係ないように思えても、実は眼精疲労の症状だということも少なくありません。
慢性的に目を酷使している人は、一刻も早く対策をとりましょう。
眼精疲労
眼精疲労と肩こりの関係
眼精疲労と肩こりの関係について知ろう!
「眼精疲労の人は肩こりになりやすい?」
眼精疲労の方のうち、約2人に1人が肩こりを訴えています。
眼精疲労の人の肩こり約50% 。
眼精疲労の方の約2人に1人が肩こりを訴えているというデータがあります。
耳の異常
「耳がつまった感覚」はストレスのせい?
耳が聞こえにくい 詰まった感じ
医師男性
精神的ストレス(人間関係、仕事等)、身体的ストレス(睡眠不足、騒音等の生活環境によるストレス)が長期間続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなり、耳が詰まったようになる場合があると考えられています。
また、自律神経のバランスが崩れると、リンパ液量が増加し、内耳がむくみ、耳閉感が生じる場合もあります。
耳が詰まった感じや耳閉感等の難聴は、耳鳴りやめまいを併発する場合が多いため、さらなるストレスを引き起こし、症状を悪化させるケースもあるようです。
耳鳴り
過労、ストレスが原因の「めまい」や「耳鳴り」「難聴」
内科や脳神経外科などで異常が見つからず、めまいや耳鳴りが改善しないため受診される方が少なくありません。治療を受けても、背景にある過労やストレスが解消できていないために良くならないことが多いのです。
ある日突然、片方の耳の聞こえが悪く(つまった感じに)なる「突発性難聴」、めまいや耳鳴り、難聴を何回も繰り返す「メニエール病」などが代表的です。過労やストレスにより耳の奥にある内耳の一部(平衡感覚を維持する部分)に循環不全などが生じ発症すると考えられています。薬の内服が治療法ですが、大切なのは、過労、ストレスを解消する対策を本気で実行していただくことです。
過労、ストレスの原因は各年齢層でさまざまです。具体的には30~40歳台では、休み無く働く過酷な労働環境、それに伴う対人関係、50~60歳台では中間管理職としてのストレス、介護、意外なこととしては小さいお孫さんのお守り、それ以上の年代では老老介護、不眠症、意外なことでは、自由な時間ができそれまでできなかった趣味への没頭による睡眠不足、などなどです。女性に多い理由としては、まじめで責任感が強く、また完璧主義的な性格の方が多いからかもしれません。
治療に関してよく患者さんにお話しすることは、「お薬を飲んでも疲れは取れないですよ」という当然のことです。仕事量をコントロールし、睡眠を確保し、リラックスする時間を作るなどの対策を計画的に実行し、自分の体のことを考えてあげる意識改革をしていただくことが治療の本質と考えています。実は、長引くカゼ症状などに対しても同じことが言えます。過労やストレスが体の抵抗力(免疫力)を低下させることがわかっているからです。多くの病気の治療の主役は医療ではなく本人であるという理解が大切です
運動と健康
どのくらい運動したらいいの?
みなさんは普段どのくらい運動をしているでしょうか?人によって運動量は大きく違います。これから運動を始める、という方は以下を参考に運動量を調節してみてください。●今より1000歩多く歩く!
普段2000歩程度しか歩いていない人に対して「1日1万歩歩きましょう!」と目標を掲げても、達成するのは難しいでしょう。そこで日常生活の中で「今より10分多くからだを動かしましょう」という指針が厚生労働省より出されました。 10分多く動くということは歩数にすると約1000歩多く歩くということになります。たとえばエレベータではなく階段をつかう、少しの距離は自転車ではなく歩くなどすると、より歩数が多くなります。歩行以外にも電車では立つ、買い物はカートではなくかごを持つようにするなど少し行動を見直すことで10分多く動くことにつながります。無理をしないで自分にできることを考えてみると良いかもしれません。●週2回 30分の運動
また息がはずむような運動を30分以上、週2回行うことも提唱されています。ウオーキング、ランニング、サッカー、野球、テニスなど、どのような運動でも構いません。楽しく継続して行うことができる運動をみつけ、習慣化されることをおすすめします。
運動と健康
運動の効果
●からだ的な効果
運動の効果はからだの機能面によく表われますが、疾病に対しても効果があります。
・健康的な体形の維持
・体力、筋力の維持および向上
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防
・加齢に伴う生活機能低下(ロコモティブシンドローム)の予防
・心肺機能の向上により疲れにくくなる
・腰や膝の痛みの軽減
・血行促進により肩こり、冷え性の改善
・抵抗力を高める(風邪予防)
●精神的な効果
思いっきり走った後に、爽快感や達成感などとても良い気分になった経験がある方も多いのではないでしょうか。このように運動をすると精神面にも様々な良い影響を及ぼします。
・認知症の低減
・不定愁訴の低減
・気分転換やストレス解消
運動と健康
2.筋力やからだ機能の維持
体調を崩し1週間ほど寝込んでいた後は、疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力や筋力、持久力などが衰えていると感じたことがあるかと思います。人間は持っている機能を使わないと驚くようなスピードでその機能は低下していきます。
たとえば「歩く」という動作。簡単に行っているようですが、歩くときには大腿四頭筋(大腿直筋・広筋)、大腿二頭筋、前頸骨筋、下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋など)といった多くの脚の筋肉を使って、1歩、また1歩と歩きます。さらにお尻や腰、背中、腕の筋肉も使用しています。つまり全身の筋肉を使ってはじめて「歩く」ことができるのです。また重心を移動させて前に進むためにはバランス能力、さらには長い時間動くことができる心肺機能も必要となります。
もし「歩く」動作をしなくなったら、多くの筋肉が減少し、さらにバランス能力、心肺機能が低下します。こうなってしまうと歩くスピードが落ち、信号を渡りきれない、または荷物を持つとバランスが保てずふらついてしまう、小さな段差でつまずき転んでしまうなど日常生活に多大な影響を及ぼす恐れがでてきます。このようなことに事態にならないために毎日歩くことが必要なのです。歩くことで必要な筋肉、機能が維持されます。また筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。しかし筋肉は骨とは違って、いくつになってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織です。
運動と健康
運動の重要性とその効果
運動をすることの大切さとその効果を知れば、運動がもっと楽しくなります。
運動とは
運動とは「からだを動かすこと」で、最近では日常生活での活動(生活活動)とスポーツなどの運動を合わせて身体活動と呼ばれています。そもそも人間は動物であり、他の動物と同じように「動く仕組み」がからだの中に備わっています。しかし便利な世の中になるにつれ、運動する機会が激減しました。多くの人が運動不足を感じており、運動したほうが良いということは理解をしていても様々な理由(暑い、寒い、忙しいなど)により習慣化するのは難しいのが現状です
なぜ運動しなくてはいけないのか
運動をした方が良いうことはなんとなくわかっていると思いますが、なぜ運動をしなくてはいけないのでしょうか。それには大きく2つの理由があります。
1.生活習慣病の予防
食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーがバランスよく保たれていることが健康の為に良い状態です。しかし食べる量は変わらず、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪としてからだに蓄えていきます。この状態が幾度となく繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。そして肥満が原因となって糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。
顎関節症
6.顎関節症を治すことで得られるメリット6-1 表情が豊かになる顎関節症を治すと顎がスムーズに動くようになり、顔の筋肉の緊張もほぐれます。そのため表情が豊かになるでしょう。6-2 食事がおいしくなる顎関節症を治すと咀嚼時の痛みがなくなり、よく味わって食べることができるので、食事がおいしく感じられるようになります。6-3 仕事の効率がよくなる顎関節症の痛みや関節の歪み、筋肉の緊張により、脳はストレスを感じています。顎関節症を治すことで、ストレスから解放され、仕事の効率が上がったという人も多いです。また、顎関節症の治療により不眠症が改善され、昼間の活動効率があがることもあります。6-4 頭痛や腰痛など身体の痛みが改善される頭痛や腰痛、肩こりと顎関節症は互いに影響し合います。
顎関節症の治療により、筋肉の緊張が取れたり身体の歪みが矯正されたりして、顎以外の痛みが改善されるのです。7.まとめ顎関節症は肩こりを始め、身体に様々な影響を及ぼします。つまり、顎関節症を治せば身体の調子がよくなる可能性があるということです。顎関節症の診断や治療は素人判断では難しいので、まずは専門家に診てもらい、指示を仰ぐことが大切です。
顎関節症
5.顎関節症を治す方法5-1 顎関節症セルフ対処法顎関節症は専門家に診てもらうことが大原則ではありますが、症状が軽い時にはある程度自分で対処することも可能です。ただし痛みを感じたときや、ひどくなったと思うときにはすぐに中止し、無理をしないようにしましょう。まず、口をめいっぱい開けてそのまま15秒間キープします。次に、軽く「い」の口にして顎だけを前に出して再び15秒間キープ後、顎を引っ込めて15秒待ちます。そして顎を左右にずらしてそれぞれ15秒間保ち、終了です。5-2 歯を治療する方法顎関節症の原因の一つに噛み合わせの悪さがありますが、そもそも虫歯や歯並びなどからかみ合わせが悪くなっていることが多いです。また食いしばりや歯ぎしりがある場合は、マウスピースを装着してそれらを緩和します。上記のような歯のトラブルが思い当たる場合、まずは歯科で相談してみましょう。5-3 顎を治療する方法顎関節のずれや、顎周囲の筋肉の緊張が原因による顎関節症の場合は、関節のずれや筋肉の緊張をほぐす整体治療が有効です。ただし顎関節のずれや筋肉の緊張の根本原因が噛み合わせの悪さや虫歯などであった場合、整体治療も一時的なものになってしまいますので、原因を突き止めるにはやはりまず歯科医院で診断を仰ぐのがよいでしょう。5-4 口や顎以外を治療する方法顎関節症により痛みが生じている場合は、痛み止めをうまく使って体に余計な力が入らないようにします。軽症の顎関節症であればそのまま自然によくなることもありますが、中等度以上では根本治療にはならないため、痛みをコントロールして悪化を避けつつ根本原因を探っていきましょう。また姿勢や体の歪みが原因で顎関節症が生じている場合は、整体で体の歪みを直すことも必要になっていきます。