顎関節症
2.顎関節症による肩こりの判別方法
2-1 片方の肩や首に強いこり
顎関節症の原因として、噛み合わせや姿勢の悪さ、頬杖をつく癖といったことが挙げられます。顎関節症になる人には体の左右に歪みを抱えていることも多いため、これにより、肩こりの症状にも左右によって違いが生まれやすくなります。
2-2 左右の目尻や口角の高さが違う
顔のパーツの歪みや、使い方の癖で顎関節症が引き起こされることもあります。わかりやすいのは、左右の目尻や口角の高さです。
鏡の正面で、左右の目尻や口角の高さを確認してみましょう。左右差があり、肩こりに悩まされているのであれば顎関節症が原因かもしれません。
2-3 ストレートネックになっている
首を形成している骨を横から見てみると、本来は自然なS字カーブが描かれていますが、姿勢の悪さや首周辺のケガなどでカーブが失われ、真っすぐになってしまうことがあります。
これをストレートネックといいますが、ストレートネックでは首が受ける衝撃を吸収できないため、首周辺の筋肉に大きなストレスがかかるのです。顎の筋肉も影響を受けやすいため、ストレートネックから顎関節症、そして肩こりと繋がっている可能性が考えられます。