ストレートネック
ストレートネックになりやすい人の特徴と緩和ストレッチ
マッサージに定期的に通っても、慢性的な肩や首こりはなかなか治りませんね。
その原因の一つにはストレートネックが関係しています。
最近、私のサロンのお客様の中で、肩こりや冷えでお悩みの方の7割程度に、ストレートネックの症状が見られます。
ストレートネックとは、慢性的な血行不良に加え、頚椎(首の骨)の緩やかな前方の湾曲がなくなり、首がまっすぐになってしまう症状のことです。
そこで今回は、ストレートネックの対処法をご紹介しましょう。
ストレートネックになりやすい主な行動
パソコン仕事など、座りっぱなしのデスクワークをしている。
携帯ゲームやテレビゲームが好き。
車を毎日運転する。
座って読書をする。
長時間、前かがみやうつむいている姿勢を続けている生活習慣のある方は、ストレートネックになりやすいようです。
このような姿勢は視線が下向きになるので猫背となり、顔とあごが前へ突き出すような格好になります。
長時間筋肉が動かないため、緊張した筋肉に頚椎が前方へ引っ張られてしまい、徐々にストレートネックになっていくようです。
節股関
股関節の痛み
ホーム>関節の痛み>股関節の痛み>原因となる病気>骨頭壊死(こっとうえし)
骨頭壊死(こっとうえし)
大腿骨頭壊死とは
病気やケガのために骨に血液が十分に流れなくなると、骨の細胞が死に、骨が衰えていきます。骨が衰えていくにつれて、周囲の軟骨が劣化するようになり、痛みやその他の症状が発生します。このような状態は骨壊死と呼ばれ、大腿骨(太ももの骨)の上端部で最も多くみられます。通常は30~60歳で発症しますが、何歳の方でも発症する可能性があります。この病気には多くの原因があり、時間が経つにつれて悪化していきます。
股関節の大腿骨頭壊死は、大腿骨の上端部への血流が遮断されることで発生します。大腿骨のうち影響を受ける部分は、骨頭(股関節のソケット部分にはまる球状の部分)と頚部(骨頭のすぐ下の部分)から成ります。血流が途絶えると、大腿骨のこれらの部分が壊死していきます。
大腿骨頭壊死の原因
大腿骨頭壊死は、股関節骨折や股関節脱臼に続いて発生することがあります。さらに、糖尿病、鎌状赤血球貧血、腎臓病、アルコール依存症、痛風、ゴーシェ病(長い骨や骨盤の外層が浸食されるなどの多くの異常が起きる遺伝性疾患)などによっても引き起こされることがあります。
また、ステロイド剤の高用量あるいは長期間の使用によって大腿骨頭壊死が発生することもあります。減圧症(潜水したダイバーが海面に上るときなど、人が高圧の環境から低圧の環境に移動するときに起こる病態)も原因となりえます。ときには原因を特定できない場合もあります。
大腿骨頭壊死の症状
大腿骨頭壊死にかかっただけでは、特に痛みは生じません。痛みは壊死した骨頭が陥没して初めて起こり、陥没が大きくなるのにつれて痛みもより強くなっていきます。症状が進むと、関節面も変形し、寛骨臼が破壊されていきます。初期のころは、歩行の際や階段昇降時に股関節に痛みや違和感を覚える程度ですが、その後痛みが持続するようになります。また、股関節の変形に伴い、関節の動く範囲が狭くなったり、跛行(はこう:足を引きずって歩く事)が生じたりするなど、正常に歩けなくなってしまいます。
股関節
股関節の痛みリウマチと関節リウマチ日本では、「リウマチ」という言葉が一人歩きをして、「手足が痛む病気=リウマチ」と捉(とら)えられがちです。しかし、医学的にこれらは「リウマチ性 疾患(しっかん)」といって、膠原病(こうげんびょう)・痛風(つうふう)・感染性関節炎・乾癬(かんせん)性関節炎・強直性脊椎(きょうちょくせいせきつい)炎・変形性関節症など、100種類以上もの病気に分類されます。この中でも、「関節リウマチ」は、膠原病に含まれる代表的な病気の1つで、指、手関節、肘、膝、足関節など、からだの多くの関節で炎症が起きる病気です。「関節リウマチ」は英語で“Rheumatoid Arthritis”といい、その頭文字から、 「RA(アールエー)」と略されることもあります。。関節リウマチの患者数厚生労働省の報告によると、国内におけるリウマチの患者数は、一般的に約70~80万人1) といわれており、高齢化の中、患者数は年々増加傾向にあるようです。発病はすべての年代で起こりえますが、30歳代から50歳代で最も多く、15歳以下で発病した場合には若年性関節リウマチ、60歳以上で発病した場合には高齢発症関節リウマチとよばれます。男女比は1:3と女性が多く、男性の3倍となっています。関節リウマチのメカニズム関節リウマチの病因は体内の免疫(めんえき)システム(ウィルスなどから体を守るために、抗体(こうたい)を作って原因を攻撃すること)が関係していると考えられていますが、まだはっきりと解明されていません。しかし、病気が進行するメカニズムは徐々にわかってきています。
関節を包む関節包(ほう)の内側にある薄い膜、 滑膜(かつまく)という組織がなんらかの原因で炎症を起こし、同時に細胞が異常増殖します。
関節内の血管が増加し、この滑膜組織に白血球(リンパ球やマクロファージなど)が入り込みます。関節内で自己免疫(自分自身の細胞を攻撃してしまうこと)が起こり、マクロファージが炎症性サイトカイン(腫瘍壊死(しゅようえし)因子TNF-α)を放出します。。 TNF-αが、破骨(はこつ) 細胞・滑膜(繊維芽(せんいが)細胞)などの増殖・分化を引き起こします。破骨細胞・滑膜組織の過剰産生により滑膜増殖がおこり軟骨や骨の破壊が進み、、やがて関節の 脱臼 (だっきゅう)や変形へとつながります。
股関節
股関節の痛み
ホーム>関節の痛み>股関節の痛み>原因となる病気>変形性関節症(OA)
変形性股関節症(OA)変形性関節症とは変形性関節症とは関節への負担が原因で起こる関節疾患(しっかん) で、軟骨(なんこつ)の破壊及び軟骨と骨の変形を来たし、 慢性(まんせい)の関節炎を伴います。関節が痛むため、関節リウマチと間違えられやすい病気です。股関節に起きた変形性関節症を変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう) とよびます。変形性股関節症が進行し重症になると、関節の変形や運動痛、可動域(かどういき)制限等により、起立や歩行に大きな影響を与えるため、QOL(クオリティ・オブ・ライフ= 生活の質)を著しく低下させます。「変形性関節症」は英語で“Osteoarthritis”といい、その頭文字から 「OA(オーエー)」と略されることもあります。変形性股関節症の患者数国内におけるX線診断による変形性股関節症の有病率は1.0~4.3%で1)、これを日本の人口で換算すると120万~510万人になります。また、男性は0~2.0%、女性は2. 0~7.5%で、女性の方がかかりやすい傾向にあります。日本の場合、先天性股関節 脱臼 ( だっきゅう ) や先天性 臼蓋形成不全 ( きゅうがいけいせいふぜん ) が原因で長い年月のうちに変形性股関節症となるケースが90%を占めています。
先天性股関節脱臼は、幼児期のおしめの巻き方が原因で起こる場合もあり、最近は減少傾向にあります。変形性関節症のメカニズム正常な関節では、筋肉や腱(けん)、靭帯(じんたい)が関節への負担を適切に分散し、関節に直接の衝撃がかからないしくみになっています。しかし、変形性関節症では、加齢(かれい)や過度の関節運動、遺伝的要因、関節不安定症、繰り返しの亜(あ)脱臼や脱臼、体重の増加や外傷などによって(あるいは複合的な要因によって)、その分散のしくみが正常に機能しません。そのため、クッションの役目を担う軟骨に過度な負担がかかり、軟骨の変性、磨耗(まもう)や消失、骨同士のこすれあい、変形へとつながります。変形性股関節症の場合には、先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全により股関節が変形しているケースが多くみられます
股関節
股関節の構造
股関節は、大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた、いわゆる球(きゅう)関節です。正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込むことで関節を安定させています。股関節には、普通に歩くだけでも体重の3~4倍の力がかかるといわれています。この力を支えられるよう、股関節は筋肉や腱などで全体を覆われており、安定性を保ったままいろいろな方向に動かすことができます。
股関節の機能を正常に維持するためには、関節の骨に負担をかけすぎないようにしながらも、まわりの筋肉を常に鍛えておくことが非常に大切です。
大腿骨
骨頭
大腿骨の先端の丸い部分を骨頭といいます。
大腿骨頸部(けいぶ)
骨頭の根元部分を大腿骨頸部といいます。
くびれているため、高齢者の場合、骨折することの多い場所です。
小転子(しょうてんし)
大腿骨頸部の下にある小さなふくらみを小転子といいます。
大転子(だいてんし)
骨頭の反対側にある大きなふくらみを大転子といいます。
太ももの付け根の外側を押して触れるのが、大転子です。
寛骨臼
臼蓋(きゅうがい)
寛骨臼のお椀(わん)状になっている部分のうち、上側を臼蓋、下側を臼底(きゅうてい)といいます。 骨頭の3分の2を臼蓋が覆っています。
股関節を動かそうとする際には、股関節周辺の筋肉や腱(けん)が働き、ボール状の骨頭が臼蓋の中をすべり転がります。 股関節は前後左右に動かすことが可能です。
肘関節
肘関節の痛み
肘関節は、上腕骨(じょうわんこつ)と隣り合わせに並んでいる橈骨(とうこつ)(親指側の骨)、そして尺骨(しゃっこつ)(小指側の骨)と呼ばれる2 本の前腕骨からできている蝶つがい型の関節です。この3 本の骨は互いに接触しており、肘関節のまわりは筋肉や腱 に囲まれて補強されています。こうした組織が肘関節を支え、安定性を保ち動きやすくしています。
肘の軟部組織は肘を動かすだけでなく、手首や指の曲げ伸ばしなどの動作にも関係があります。肘は、膝関節や股関節のような体重が多くかかる関節ではないため、変形性肘関節症を発症する割合は高くはありません。しかし、骨折、脱臼などのケガや肘を酷使する過度なスポーツ、重労働などにより関節軟骨や靭帯が傷つくと変形性肘関節症を引き起こす危険性があります。
肘関節
肘関節の痛み
ホーム>関節の痛み>肘関節の痛み
痛みの原因から対処法まで
肘関節の痛みは変形性肘関節症などの疑いがあります。変形性肘関節症は、症状が進行すると関節に強い痛みや熱が生じたり、洗顔や食事、着替えといった基本的な日常動作(ADL)を妨げる要因となりえる病気です。慢性的な痛みだからと見過ごされ、症状が進行すれば、握力の低下や肘が十分に曲げ伸ばせないなどのリスクも増大します。
肩関節
原因となる病気
肩関節の病気は、外傷によるもの、炎症によるもの、腫瘍によるものなど様々です。激しい痛みを生じさせる慢性的な病気には次のようなものがあります。
広範囲腱板断裂性関節症
上腕骨の骨頭が脱臼しないように覆っている組織を腱板と呼びます。その腱板が広範囲に切れてしまうと動きが悪くなりますが、さらに軟骨部分が変形しているような場合は動きだけでなく痛みも伴い、寝ていても痛みが続きます。
変形性肩関節症(OA)
肩関節は、毎日様々な動きをしているため、長年に渡って使っていると、軟骨が徐々に擦り減ってきます。仕事やスポーツなど肩の使い過ぎで、加齢に伴い軟骨も十分に再生されなくなると、更に軟骨の下の骨も擦り減ってきます。そして関節の表面がデコボコになり、滑らかな動きが障害されて、生じた炎症から痛みを出すのが変形性肩関節症です。
関節リウマチ(RA)
指、手関節、肩、肘、股関節、足関節、更には脊椎の関節など、全身の関節が炎症を起こす病気が関節リウマチです。初期の症状は関節炎に伴う腫れと痛みですが、進行すると関節の軟骨やその下の骨が破壊され、関節の脱臼や変形につながります。肩関節では、関節リウマチが進行すると肩が上がらなくなったり、上着に袖を通す、食事、洗顔などの日常生活動作がしづらくなったりします。
骨頭壊死
上腕骨骨頭への血液の流れが悪くなり、骨が脆くなってつぶれてしまう病気です。強い関節炎を引き起こし、最終的には肩関節が壊れてしまいます。
外傷
事故やスポーツなどの衝撃が原因で、肩関節脱臼や上腕骨が骨折すると、後遺症として変形性肩関節症を起こすことがあります。
肩関節
肩関節のしくみ肩関節はボールのような部分とボールを受ける皿のような部分でできている関節です。肩関節のボール部分は上腕骨頭と呼ばれ、上腕骨の一部です。お皿部分は関節窩と呼ばれ、肩甲骨の一部です。上腕骨頭(ボール)は関節窩(お皿)に引き寄せられており、肩を動かすと2つの骨がこすれあいます。
この関節の周囲にある軟骨、筋肉、腱は、この関節を支えて安定性を保ち、肩関節を動きやすくしています。
肩関節
肩関節の痛み
関節の痛み>肩関節の痛み
痛みの原因から対処法まで
肩関節の痛みの原因は、外傷によるもの、炎症によるもの、腫瘍によるものなど様々ですが、激しい痛みを生じさせる慢性的な病気には広範囲腱板断裂性関節症や変形性肩関節症、関節リウマチなどがあります。症状が進行すると洗顔や食事、着替えといった基本的な日常動作(ADL)を妨げる要因となりえる病気です。