実は危険な口呼吸
口呼吸と花粉症や睡眠時無呼吸症候群との関係最近では花粉症の低年齢化が指摘されており、子どものころから花粉症にかかってしまう人口が増えています。
子どもに花粉症が増えている原因は明らかにされていませんが、花粉の飛散量が増えている。
食生活の変化で高カロリー、高たんぱくの食事が増えた。
乳酸菌飲料などの摂取が減った。
子どもの免疫力自体が低下している。
除菌剤などの使い過ぎで清潔にし過ぎている。
ほかの動物と触れ合う機会が少ない。
共働き世帯の増加などで室内の掃除の頻度が減っている。
などが原因ではないかと考えられています。花粉症の時期は、鼻水や鼻づまりの影響で口呼吸になってしまう要素が増えてしまいます。前にも述べたように、口呼吸で吸い込んだ空気は扁桃を刺激してしまいます。子どものころは、扁桃腺が口から入った異物に対して防御反応を行う免疫の役割を担っています。そのため、花粉も異物と認識されて扁桃腺が炎症を起こしてしまう場合があります。つまり、口呼吸だと花粉症の症状が増えてしまうリスクもあるわけです。