背中の痛み
背中が痛い時のセルフケア
温熱療法
筋肉の血行を促進して背中の痛みを軽減するには、家庭でも手軽にできる「温熱療法」がおすすめです。方法は簡単で、使い捨てカイロや蒸しタオルを、肩や背中など、こりや痛みを感じる部分に当てるだけ。カイロは低温やけどを防ぐため、衣服の上から貼りましょう。蒸しタオルの場合は、電子レンジで1分半ほど温めたタオルを、ビニール袋に入れて使用します。やけどを防ぐため、渇いたタオルの上から身体に当ててください。
また、カイロや蒸しタオルの準備が面倒な場合は、入浴時のシャワーで代用してもOK。痛みのあるところに、気持ちいいと感じる温度、痛くない程度の強さでシャワーを当ててみましょう。血行促進する入浴法
全身を温めるにはお風呂が最適です。湯船に浸かると全身の血行がよくなるだけでなく、リラックス効果、快眠効果も期待できます。ここでは、効果的な入浴方法を2つご紹介します。半身浴
ぬるめのお湯に、みぞおちあたりまで浸かる入浴方法です。温度は夏なら38度、冬なら40度前後が適温。20~30分間、ゆっくりと浸かりましょう。湯船に浸かりながらストレッチをすると、筋肉もほぐれてさらに血行がよくなります。温冷交代浴
温かいお風呂と、冷たいシャワーを交互に繰り返す入浴法です。ぬるめのお湯に10分程度ゆっくり浸かって身体を温め、一度湯船から出て20度ほどのシャワーを手足や肩にかけて、再び5分ほど湯船に浸かります。これを3~4回繰り返すことで、血管が収縮と拡張を繰り返し、血行がよくなります。