背中の痛み
「背中が痛い」を防ぐ方法背中の痛みが出る前の予防法についてもご紹介します。各種疾患にともなう背中の痛みであれば、規則正しい健康的な生活を送り、原因となる病気を防ぐことが一番の予防になります。筋肉疲労や血行不良が原因の痛みについては、以下のような方法で予防するのがおすすめです。正しい姿勢を身につける
日頃から姿勢が悪い人は、まず正しい立ち方、座り方をするために、以下のポイントに注意して姿勢を見直してみましょう。正しい立ち方のポイント
顎を軽く引き、目線はまっすぐ前首筋と背筋を伸ばす両肩の力を抜き、左右の高さをそろえる胸は軽く張る腹筋に力を入れてお腹を引き締めるお尻に力を入れ肛門を引き締める両足の裏が均等に地面につくよう体重をかける
正しい座り方のポイント
椅子に深く座り背筋を真っ直ぐに保つ背中が丸くならないよう、背筋はまっすぐに椅子の高さは足裏全体が床につくくらい膝の角度は90度PC画面は少し見下ろすくらいの高さに
ただし、これらのポイントに気をつけていても、ずっと同じ姿勢でいると、筋肉は疲労していきます。これまでに紹介した、ストレッチや軽い運動などを取り入れ、疲れを分散させましょう。手軽な運動・ウォーキング
運動不足の人は、軽い運動を生活に取り入れてみましょう。運動は、負荷が強すぎないものを選ぶのがポイント。そこでおすすめしたいのが、道具もいらず、すぐに始められるウォーキングです。正しい姿勢を意識して歩くことで、疲労を軽減することもできます。ウォーキングの正しい姿勢
あごを引く背筋を伸ばし、胸を張るつま先で地面を蹴り、かかとで着地する足に合わせて両腕を軽く振って、バランスを取る
その他にも、生活の中に運動不足解消のヒントは隠れています。運動する時間が取れない場合は、散歩や精力的に家事をこなすだけでも意味があります。