背中の痛み
カテゴリ: 新着情報 / Blog
作成日:2020年11月27日(金)
「背中が痛い」と感じるメカニズムとは?
「背中が痛い」という症状の原因を紹介したところで、次にどんな仕組みで背中の痛みが発生しているのかをご紹介します。
背中の痛みを引き起こす、筋肉疲労と血行障害
背中の痛みは、筋肉疲労と血行障害によって起こります。筋肉はブドウ糖を燃焼させることでエネルギーを得ていますが、燃焼させるためには酸素を必要とします。酸素は血液に乗って運ばれてくるため、血流が滞ると供給される酸素が不足し、燃焼できなかったブドウ糖が残ります。
残ったブドウ糖は、乳酸に代表される疲労物質(老廃物質)になって筋肉の中に蓄積され、やがて痛みを引き起こします。
また、筋肉疲労によって、筋肉を構成している「筋繊維」がふくらみ、筋肉の間を走っている血管を圧迫します。それによって血行が悪くなり、酸素の供給はさらに不足し、ますます疲労物質がたまっていく…という悪循環に陥ってしまいます。