背中の痛み
「背中が痛い」の原因とは?「背中が痛い」といっても、その原因はさまざま。まずは、「どんな原因で背中が痛くなるのか」をご紹介します。肩こりによる痛み
背中の痛みとして最も多いパターンが、肩こりによるものです。「肩こり」と聞くと、痛みも肩だけに現れると考えてしまいますが、実は肩こりは、首・肩・背中の筋肉疲労のことを指します。首から背中にかけての筋肉が緊張した状態が続くと、血行が悪くなり、筋肉に酸素が行き渡らなくなります。すると、乳酸をはじめとする疲労物質が増えて筋肉に炎症が発生します。この炎症によって、肩だけでなく首や背中にも痛みが現れます。骨格のゆがみによる痛み
姿勢の悪さや病気、ケガなどによる骨格のゆがみも、背中が痛む原因です。ゆがみによって、首や肩、背中の左右どちらかに負担がかかると、筋肉疲労を引き起こして痛みが現れます。病気による痛み
身体の異常によって、背中に痛みが生じることもあります。「椎間板ヘルニア」などのほか、「心筋梗塞」や「狭心症」、「その他の内臓疾患」、「がん」、「感染症」など、背中以外に異常がある場合でも背中が痛むことがあります。