台風による体調変化
台風の前後はなぜか体が重だるいと感じること、ありませんか?
台風や雨続きは、「低気圧」の停滞によるものです。
気圧が低い、とはどういうことでしょう
低気圧は、高い山に登った時と同じ状況です
高い場所で空気の圧力が低くなると、体にかかる圧力も低下するので、体は膨張します。
高い場所に行って、お菓子の袋がパンパンになった経験はありませんか?
人の体に同じことが起こると、体の水分が細胞や血管の外に滲み出て、「むくみ」が生じやすくなります。
体がだるいと感じるのは、これが原因の一つと言われています。
さらに、雨が降ることで湿度が上昇すれば、体内に水分が溜まり、むくみの他に消化不良、頭痛、めまい、吐き気などを引き起こすことがあります。
台風や雨続きの時に必要なのは水分調整です。
不調を感じる前に、しっかり水分補給しつつ、体内に水分を「溜め込まない」ことを意識しましょう。
天気による体調不良を防ぐポイント
常温か温かいドリンクを飲む
胃が冷えると、水分代謝も衰えます。冷たいもののとりすぎでお腹が冷えていませんか?
普段から常温or温かいドリンクも飲むようにしましょう。手足が冷えている人は特に要注意です。
水分をこまめに摂る
水分はのどが渇いた時に一気飲みではなく、こまめに摂取しましょう。
15分~30分に一度は水分補給しましょう。
適度な運動を行う
運動による血流促進は適度な水分代謝を促します。汗をかくほどでない、ストレッチ程度のエクササイズで十分です。
雨で外出の機会が少なくなる時こそ、体は動かすべき!
腹式呼吸を心掛ける
人間の体はストレスなどを感じると、つい呼吸が浅くなってしまいます。
そんなときは腹式呼吸でゆったりと呼吸を整えるだけで、自律神経が整いやすくなります。
就寝前は腹式呼吸を意識することで眠りに入りやすくなります。
今の季節は、台風・秋雨など雨が降る日が多くなります。台風の接近や雨に関係して、体調不良を感じやすい方は、体調不良の予防策・改善策を、毎日の生活に取り入れてみてください。