肩凝り
肩周りの筋肉の柔軟性を保つためには「良く動かし」「良く伸ばす」ことが重要となります。
測定結果が思わしくなかった方は、次の改善エクササイズに挑戦してみてください。
改善エクササイズ
タオルローリング
バスタオルの両端を持ち、肘を伸ばしたまま軽く横に引っ張るようにして体の前に下ろして構える。ここがスタートポジション。
左手をできるだけ下にキープしたまま、タオルをたるませないように横にひっぱりながら、右手を頭の上の方にローリングするように引き上げる。この時、肘はできるだけ伸ばしたままにする。
肘を伸ばしたまま、右手を背中側に回して行き、そのまま背面で両手を下まで下ろす。(イラスト右)
今度は右手を下にキープしたまま左手を背面側からローリングするように頭の上に引き上げる。やはり肘は伸ばしたまま。(イラスト中央)
肘を伸ばしたまま左手を前面に下ろし、スタートポジションに戻る。(イラスト左)
今度は逆回しで、左手を前から挙げる形で1周し、この右回しと左回しで1セットとする。
5セット行う。(可能ならもっと行っても問題ない)
注意点
肘はできるだけで良いので、終始伸ばしたままにしておくこと。
タオルの持つ位置を短くするとレベルの高い運動になる。
万一、痛みがある場合には無理に行わないこと。
肩をすくめないように、首を長くする意識で行うと更に効果が高い。
肩の柔軟性が低いと言うことは、腕の動きが悪くなるということになります。
当然、すべてのスポーツでは腕が良く動くことは重要であり、腕が良く動かないと不適切な動作や無理な動作を行いやすくなり、パフォーマンスが下がるだけでなく、怪我の可能性も高まるといえるのです。
また、筋肉が硬いということは血行不良をまねくため、いわゆる「コリ」の原因にもなります。
スポーツパフォーマンスを向上させたい方はもちろん、肩こりを解消したい方も、ローリングストレッチを習慣にしてみてはいかがでしょうか。