腰痛6
コツ5.職場だけではなく家でも外出先でも実行したい!腰にやさしい生活のコツ
家の中での日常生活にも、腰痛を招く原因がたくさん潜んでいます。食事のときも、できるだけ背すじを伸ばして椅子に座ってください。座敷での食事は、足を崩したりせず、正座がおすすめです。
掃除機をかけるときは、中腰の姿勢を避け、左右の手を交互に使ってホースを持ち替えます。食器を洗うときや洗面台の前に立つときは、片足を台の上に置きましょう。
寝具を買い替える際は、敷布団の硬さに配慮を。やわらかすぎるのも硬すぎるのも、腰にとっては考えものです。あおむけになったときに腰がほどよく沈み、背すじが気持ちよく伸びる硬さを目安に選んでください。枕の高さは5~7cmがよいでしょう。枕かその代わりになるものをもう一つ用意し、膝の下に置いて寝ると、さらに腰にやさしい姿勢になります。
飛行機や新幹線に乗るときは、椅子をリクライニングさせすぎて背中が反らないように注意。床や足置きに足を置いて安定させて座ります。椅子の背もたれと腰の間に隙間ができる場合は、クッションや丸めたセーターなどを入れてください。乗り物の中で眠ってしまいそうなときは、膝の上に荷物を乗せて荷物を抱えるようにすると、背骨への負担を減らせます。