顎関節症
1回たったの30秒!「あご筋ほぐし」
あごの筋肉(咬筋(こうきん)・側頭筋(そくとうきん))のこりをほぐす、お手軽「あご筋ほぐし」の方法を紹介します。マッサージとストレッチによって、筋肉の血行が改善し、こりがほぐれます。また、ずれてしまった関節も、間にある潤滑液が徐々になじむことで、スムーズに動くようになると考えられています。あごこり(顎関節症)の改善&予防に効果的です。以下の1~3を、順番に1セットとしておこなってください。
咬筋(あごの付け根の筋肉)のマッサージ
・左右のあごの付け根にある筋肉(エラの角から2~3cm斜め前方)を、
人差し指などを使って、クルクルと円を描くように8秒間マッサージします。
※軽くかみしめるとあごの付け根の部分で筋肉がふくらむような動きをするところが、咬筋の位置の目安です。
側頭筋(こめかみ付近にある筋肉)のマッサージ
・左右のこめかみにある筋肉を、
人差し指などを使って、クルクルと円を描くように8秒間マッサージします。
※軽くかみしめるとこめかみの部分で筋肉がふくらむような動きをするところが、側頭筋の位置の目安です。
口を大きく開けるストレッチ
・口を開ける運動をします。
上を向くことで、より大きく口が開くようになります。
5秒間あけたら、いったん閉じます。これを3回繰り返します。
おすすめは、1~3を1セット(8秒×1回+8秒×1回+5秒×3回)として、 毎日朝晩の1日2セット行うことです。