マタニティ後期に手が浮腫む
妊娠後期に手がむくむ…これって問題!?原因と対策を徹底調査
妊娠後期になると、顔や足だけでなく手のむくみに悩まされる人も多いのではないでしょうか。なんで妊娠中はむくむのでしょう? その原因と対策法を調べてみました!
血液の流れが原因!?妊娠後期にむくみやすい理由は?
妊娠後期のむくみ
妊娠中のむくみは、体内の血液量が増えることや、ホルモンバランスの変化、血流が悪くなることが原因です。一時的なものが多く、一晩程度で戻るようならあまり気にしなくて良いようですよ。
特にお腹の大きくなってくる妊娠後期では、横向きで寝ることが多く、寝返りも頻繁にはできなくなるので、長時間腕が圧迫されて、手全体にむくみが出ることも。筆者の場合は、パンパンにむくんで手に力が入らず、ペットボトルの蓋を開けられない日もありました。
むくんでしまったらマッサージやストレッチで血流を促して
妊娠後期のむくみ
先ほどもお伝えしたように多くの場合、妊娠後期のむくみは一時的なものです。むくみを解消するには、ストレッチなどで血流を良くすることが効果的! 寝起きに手のむくみが気になったときには、手を心臓よりも高い位置にして、手のひらを数回グーパーグーパーするといいですよ。
筆者が妊娠中のときは、ハンドクリームを塗ったついでに、指の先端から血液や水分を送り出すイメージでマッサージをしていました。
基本気にしなくてOK…でも妊娠高血圧症候群にはご注意を!
ストレッチやマッサージをしても、むくみが長期間治らない、顔までパンパンになってきたり、さらに急激な体重増加や尿の量が減ったり、という場合は妊娠高血圧症候群の疑いも…。
妊娠高血圧症候群は重症なケースでは、母体に大きな負担がかかります。特に恐ろしいのは、常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)や、脳出血、子癇発作(しかんほっさ)、肺水腫を引き起こす可能性があること。
定期健診で医師から注意を受けていなければほとんどは心配ないですが、気になる場合はすぐに病院を受診しましょう。