オキシトシン
3.家族も友達もいない場合
「自分、かなり真性な孤独なんですが…?」という方々。様々な原因によって孤立してしまい、心を許して付き合える友人知人が現状いない、という状況にある人びとも多くいることでしょう。
しかし、孤立状態を打破できないでいる人でも、オキシトシンを分泌することは可能なのです。
【オキシトシンを分泌させる方法】
感動する
感情を素直に表す
親切を心がける
思いやりの気持ちを呼び覚ます
ほ乳類とのスキンシップ(特にイヌ)
マンガでもアニメでもいいのです。自分の心がパッと弾けるような体験を繰り返せば、オキシトシンは分泌されるといいます。
そして、「ステキ!」「カワイイ!」「カッコいい!」「シビれた!」「感動した!」という感情を、抑えることなく解放して、自分が体験した感情をさらに大きく、大げさに味わいましょう、というわけです。
その繰り返しで感受性はどんどん高まっていくでしょう。
また、例えばコンビニに行って買い物をして家へ戻る、というあまりにありふれた日常にも、オキシトシン分泌に繋がる「きっかけ」が潜んでいるといえます。ちょっとしたタイミングで、見知らぬ他人に道を譲ったり、ドアを開けてあげたり、「ありがとうございます」「ごちそうさまです」というような言葉を使うように心がけるだけでも、オキシトシンの分泌に繋がるのですから。
ふと自分でも思いがけず、知らない人に親切な行為をして「オレってば、ガラにもなく良いことしちまった…」となんだか恥ずかしくなることもありますが、そんなとき、心が少しくすぐったくフワッと膨らむような感覚を覚えます。これがオキシトシンの作用なのかもしれませんね。