オキシトシン
1.オフィスで積極的に「あいさつ」する
相手を思いやると、自分だけでなく相手も幸せな気分になりますよね。それこそがオキシトシン効果なのですが、自分の思いを相手に伝えるためには、直接会って話すのが一番。高橋先生が診察の時に心がけているのが、「相手の目を見て話す」こと。目を見て話すことで、自分の思いが伝わるし、信頼関係も高まります。オフィスでも、メールでのやり取りを減らし、仕事仲間と直接話すようにすれば、どんどんオキシトシンが分泌されていきます。
最近はパーテーションで区切られているオフィスが増えていますが、上司と部下、お互いの顔が見えるほうが、「一緒に頑張ろう」という気持ちが高まりますし、信頼や共感の気持ちも生まれます。朝のあいさつも効果的です。
2.「ありがとう」と言葉にする
些細なことでも「ありがとう」という習慣をつけましょう。感謝することでオキシトシンはどんどん出ます。同僚や部下から悩みを相談されても、「話してくれてありがとう」ということで、オキシトシンは放出されます。言われた人も受け入れてもらったことで安心し、オキシトシンが出ます。「ありがとう」で健康になるなんてすごいですね。