自律神経と筋肉
カテゴリ: 新着情報 / Blog
作成日:2021年03月23日(火)
7、骨格筋線維の収縮
体性運動神経からの活動電位が神経筋接合部を介して骨格筋筋線維の筋膜上に活動電位を伝達します。 この活動電位が、横行小管(T管)を通って細胞内部に伝わると、T管に隣接した筋小胞体からカルシウムイオンが細胞質に放出されます。
カルシウムイオンが細い筋フィラメント上にあるトロポニンに結合するとトロポミオシンが移動して、細いフィラメントに構造変化が起きます。
その結果、ミオシンの頭部がアクチンと結合できるようになります。
アクチンとミオシンの分子間相互作用により、細いフィラメントと太いフィラメントが互いに滑りあい、筋線維は収縮します。