肩関節痛
五十肩の場合の生活習慣
適度な肩の運動を習慣にし、肩の保温に注意しましょう。普段から適度な運動を心がけ、肩関節を無理しない範囲で動かすよう心がけてください。五十肩は突然起こるのではなく、肩に違和感やしびれ感があるなどの前兆があります。これを見逃さず、起こったら肩関節を適度に動かしたり、温めることで、症状の進行を抑えることができます。
1.五十肩は温めて、動かす時はゆっくりと
日頃から肩の保温に気をつけて下さい。肩の保温サポーター等も上手に利用しましょう。肩を動かす時はゆっくりと。重い荷物の持ち運びはできるだけ少なく。五十肩に冷えは大敵です。
寝ている間の肩の冷えには、特に要注意!
2.急激に肩の痛みが起きたら安静に
肩の痛みがある時は安静にし、肩関節を温めるのが大変効果的です。熱いお湯に浸したタオルを絞り、肩の上にのせて温めましょう。市販の湿布薬を肩関節に貼ることも効果的です。ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、シャワーをかけるのも手軽な方法です。40~42度のお湯を2~3分、17~20度の水を2~3分、交互にかけることを10~20分くらい続けるのもよい方法です。
3.簡単な体操で五十肩の動きを良くする
肩関節周辺の構造 小円筋 棘下筋 きょくかきん 棘上筋 ちょくじょうきん 炎症や損傷 肩峰下関節 鎖骨 肩峰下滑液胞の炎症 肩甲骨 肩甲上腕関節 上腕骨 三角筋 肩甲下筋の炎症や損傷 上腕二頭筋長頭腱の炎症
肩の関節は動かせる範囲まで動かすように努めて下さい。ただし痛くない範囲で、無理は禁物です。