身体のコントロール能力
考えた通りに身体が動くかどうかは「重心」次第
とはいえ、ちゃんと頭では考えたのに、身体が思い通りに動かないことって多いですよね。なぜなのでしょう。その最大の理由、それは「重心」にあるのです。
例えば重心が前にありすぎると、前方にジャンプした時に思っていたより前方に身体が移動しますし、逆に重心が後ろにあると、前方にジャンプしても、思っていたよりジャンプが足りなかったりするのです。
重心が適切でないと、頭で描いたイメージと、実際の動きにギャップが出てくる可能性が高くなるということなんですね。
そしてコントロール能力が一番問題になるのは、その都度重心が安定せず、時には前にあり、時には後ろにあるという人です。こういう人は、基本的に自分の思った通りに体を動かすことができません。思い通りに動けるための二つ目のポイントは、適切な重心を身につけることにあります。
1)何をするべきかを考え、それを実行した時に感じるであろう感覚の予測能力を身につける、2)適切な重心を身につける、この2つのポイントができるようになれば、ジャンプの調整能力のみならず、体全体を思い通りに動かせる可能性が高まります。
一つ目に関して言えば、努力する天才、イチローを例に出すまでもなく、同じことを反復する(何度も練習する)ことが重要になります