肩こり発症原因
どうして症状が起こるの?
人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。
肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
筋肉の緊張=人間の肩は重い頭と腕を支え続けている
加齢による骨や腱の衰え=頸部脊椎症、五十肩
こんな病気が肩こりの原因になることも
筋肉の緊張=人間の肩は重い頭と腕を支え続けている
首と肩の周辺には、さまざまな筋肉があります。これらは重い頭や腕を支えて立っているだけで、緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを起こします。また、血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。
背中の筋肉は重い頭を支えて緊張している
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている
いすと机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている
かばんをいつも同じ方の肩にかける
長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている
など、偏った姿勢を続けたり、緊張した状態を続けたりしていると筋肉が疲労して肩こりが起こりやすくなります。