妊婦さんの姿勢、態勢
シーン別!妊娠中になるべく「心がけたい姿勢」
(1)寝る時
寝るときにオススメの姿勢は、「シムス位」と呼ばれる姿勢です。
シムス位は、左向きに横になる姿勢。下になっている左足を身体の少し後ろ向かってまっすぐに伸ばし、右足を身体の前に出して軽く曲げることで「シムス位」をとることができます。
抱き枕やクッションなどを使うと楽に「シムス位」をとることができるので上手に活用しましょう。(※3)
(2)立っている時
立つときに大きなお腹を支えるため、腰を反らした状態をとりがちですが、“腰痛の予防”のためにも正しい姿勢で立つことがオススメです。
正しい姿勢とは、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢のこと。
壁に背を向けた状態で、壁から10~20cm程度離れた位置に足を置いて立ちます。その状態で頭や肩、そしてお尻が壁につく状態が正しい姿勢となります。
身体を丸めて猫背になりがちな妊婦さんが多いので、ちょっとキツいな……と感じるかもしれませんが、正しい姿勢をとることによって腰痛を防ぐことができるので、ぜひ気を付けて姿勢を正すようにしてみてくださいね。