肩こりが症状として現れる病気
肩こりが症状として現れる病気
肩こりの中には、病気が原因となって起こっているものもあります。
関節や筋肉の病気
肩こりの症状が現れる関節や筋肉の病気には、主に以下のようなものがあります。
頸肩腕症候群
頸肩腕症候群けいけんわんしょうこうぐんは、同じ作業を繰り返すなど、肩から手の指までの体の特定の部位を動かし続けることで発症するといわれています。
症状は動かす部位によって異なり、肩こりのほかにも肘や腕、手の関節、手の指の痛み・だるさが現れる場合もあります。
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎かたかんせつしゅういえんは、一般的に「四十肩」や「五十肩」といわれているものです。肩の関節を構成する骨や靭帯、腱などが老化し、炎症が起きることで発症すると考えられています。
肩関節周囲炎を発症すると、主に肩こり、肩関節を動かすと痛む、肩関節の動きが狭くなるなどの症状が現れますが、多くの場合では徐々に自然と症状が軽くなっていくといわれています。