股関節痛
カテゴリ: 新着情報 / Blog
作成日:2020年01月29日(水)
股関節は、太ももの骨(大腿骨=だいたいこつ)の上の端にある骨頭(こっとう)という丸い部分が、寛骨臼(かんこつきゅう) という骨盤(こつばん)のくぼみに、はまり込むような形になっており、その構造上、脚をさまざまな方向に動かすことができます。
関節は、骨の表面がとても滑らかで弾力のある軟骨と呼ばれる組織でおおわれており、その軟骨が関節を動かしたり、体重がかかったときの衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。
健康な状態の膝関節と関節炎の状態
軟骨は耐久性があるものですが、年齢を重ねるにつれてすり減っていきます。関節を守っている軟骨がすり減ることにより、徐々に変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)を発症します。そして股関節を動かしたり、体重がかかるたびに、すり減った軟骨の下の骨同士がこすれ合って痛むようになります。