ストレッチ
ストレッチの効果と体の衰えへの抵抗
小学校の体育でも取り入れられているストレッチ。筋肉をほぐし、柔軟性を高めることで運動効率が上がるとともに、ケガをしにくくなるといわれています。子どもだけでなく大人にも嬉しい効果が期待できるでしょう。体の衰えが気になるという人は、ストレッチから運動をスタートさせてみてはいかがでしょうか。ストレッチのメリットや効果についてまとめました。
・ストレッチをするとよいこととは
・いつ、どんなストレッチをするのが一番オススメ?
・将来のために体のメンテナンスを始めよう
ストレッチをするとよいこととは
ストレッチは、筋肉を伸ばして関節可動域を広く使う運動です。ストレッチを行うことで筋肉の緊張状態がほぐれ、また関節も広がりやすくなるでしょう。
全身のストレッチを行う前後で、脳波や自律神経活動がどのように働くか調べた実験があります。実験ではストレッチを行うことでアルファ波の増加、心拍数の低下が観察されました。このことからストレッチには副交感神経を優位にして、身体を休める働きが期待できるとされています。
また体が硬く、凝りやすいという方も多いはず。硬い体は基礎代謝が低くなりやすく、結果として血行不良になってしまうことがあります。ストレッチを行うことで筋肉の持つポンプ機能を促進させることは、血行の改善にも役立つでしょう。
さらに嬉しいポイントとして、基礎代謝の向上によるダイエット効果も期待できます。また手足の冷えの改善にもつながるかもしれません。血行がよくなることで身体の巡りがよくなり、疲れが溜まりにくくなるのも大きなメリットです。
肩こりや腰痛がひどいという場合も、筋肉が張ったり凝ったりすることが要因にあります。症状緩和のためにも、意識的にストレッチで身体を伸ばすようにしてみてください。