腰痛3
次に「関節の痛み」ですが、これは筋肉が縮んで伸びなくなっていることによって関節の動きが阻害されることが原因です。例えば、上腕二頭筋という腕の力こぶができる筋肉が硬く縮んで伸びない状態で肘を伸ばすと、肘の関節に大きな負荷がかかり痛みが出ます。筋肉が硬くなって関節の動きが阻害されることによって生じる痛みや症状
関節痛
膝に水が溜まる
ヘルニア
椎間板症
脊柱管狭窄症
軟骨がすり減る
猫背
特定の動きや姿勢で痛みが生じる
筋肉のロックによる痛みの発生メカニズムについては、以下の記事でご確認ください。
腰痛は「筋肉のロック」が原因!腰痛を直すには原因を知ることから!
2018.09.10
筋肉のロックとは筋肉のロックは、一言で表すと「筋肉そのものを守る仕組み」です。
筋肉には、急に伸ばされたり強い衝撃を受けた時や継続的な負荷がかかるなど無理な力が加わると、筋肉の中にある筋紡錘の働きで筋肉が収縮し硬くなります。車のシートベルトのように、緊急時にカチッとロックしそれ以上伸びないようにする安全装置のような機能が備わっているのです。
ロックしてしまうと筋肉が正常な位置に戻っているのにも関わらず「縮んで守れ」という司令を出し続けることがあります。この異常信号は解除しない限り出続けてしまいます。そして、これが繰り返されるとロックした筋肉が増えていき、痛みや不調が現れ始めます。