立ち仕事の腰痛を軽くするセルフケアの5つのコツ
知っておきたい!立ち仕事の腰痛を軽くするセルフケアの5つのコツ
「長時間の立ち仕事で腰が痛い。しゃがんだり荷物を持ったりするのもツラい」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。
コツ1.立ち仕事の基本の姿勢はこれ!可能なら片足を台に乗せておくと◎
腰痛を防ぐために、立ち仕事の正しい姿勢を覚えましょう。壁に背中をつけて立ったとき、後頭部、肩甲骨、仙骨(お尻)、かかとの4カ所が壁に当たっているのが、正しい姿勢の目安。横から見ると、背骨(脊椎)がきれいなS字を描いている状態になります。
このとき、腰の後ろと壁の間に手が入る程度の隙間ができているかを意識します。隙間が大きすぎると「出っ尻(でっちり)」、隙間が小さすぎると「猫背」の姿勢になるので、注意してください。
<立ち仕事の基本の姿勢1>
後頭部、肩甲骨、仙骨(お尻)、かかとが壁につき、腰の後ろに手が入るくらいの隙間ができているのが、立ち仕事の正しい姿勢
カウンターなどで下半身を隠せる職場なら、左右の足を交互に台に乗せて姿勢に変化をつけると、腰への負担を軽減できます。腰の痛みに左右差がある場合は、痛みのある方の足を長く台に乗せておきましょう。背すじを伸ばし、下腹に力を入れ、あごを引き気味にするのもコツです。