反り腰5
■詰まった腰の関節同士を伸ばす
最初に、「胎児姿勢ストレッチング」で、反った腰をストレッチします。反り腰の人は、腰の関節同士がぎゅっと詰まった状態にありますから、ここを伸ばすだけで、その場で非常に楽になるんです。腰だけが伸びるよう、お尻だけを浮かせるのがポイントです。
【腰部分の脊柱起立筋を伸ばす】
胎児姿勢ストレッチング
頭の後ろに枕やクッションを入れて横になり、あごを引き気味にして、太ももの後ろに両手を回して両ひざを抱える。腰部分だけを伸ばす意識で、20~30秒ストレッチ。10秒休んで、合計3回行う。
腰が反っている人は、腹筋がとても弱く、お腹がぽこっと出ているのも特徴です。本来であれば、骨盤を正しいニュートラルな傾きにセットするために使われる、お尻の筋肉もなまけている。だから、「ゆりかご体操」で、お腹を縮める腹直筋とお尻の大殿筋を同時に鍛えましょう。背中が床につきそうになる直前でこらえ、足の裏が床につきそうになる直前でこらえる。このときに、腹直筋と大殿筋が一気に刺激される。非常にきつい体操です。だからこそ、お腹やお尻のシェイプアップ効果も高いですよ。