デスクワークでたまる「腰痛借金」 3秒体操で解消
腰痛、肩こりは日本人の国民病ともいえる身近な症状だ。身近すぎて「あって当たり前」になっていないだろうか。新型コロナウイルスの影響でテレワーク、という人も多い。「いつもと違う労働環境のせいか腰や肩がつらい……」と感じている人もいるかもしれない。近年、腰痛解消のための「これだけ体操」が話題
腰痛は腰に「借金」がたまった状態
長時間パソコンに向かったり、頻繁にスマートフォンをチェックしたり……。現代人の生活は猫背や前かがみの姿勢になりがちだ。この姿勢が腰痛の原因ということはご存じの方も多いだろう。
「腰で最も負荷がかかっているのはベルトの位置。腰椎の4番目(L4)と5番目(L5)の間にある椎間板(L4/5椎間板)には、無防備に前にかがむだけで200kgのものがのっているくらいの負荷(専門的には200kg重という単位)がかかります。お相撲さん1人が椎間板にのっかっているイメージです。腰痛の多くは、こういった負荷による椎間板や腰の関節のちょっとしたずれや傷、それに伴う炎症や背筋の血流不足が原因と考えられています