梅雨時期の体調不良
カテゴリ: 新着情報 / Blog
作成日:2020年05月21日(木)
日本人のカラダは湿気やすい!?
外からの湿気の影響は雨だけではありません。不運なことに、日本の地形が湿気負け体質に追い打ちをかけています。
島国である日本は四方八方を海に囲まれているため、全方位から湿気が入り込みやすく、私たちは湿気にさらされやすい環境で生活しています。いわば、日本に住んでいる時点で、湿気やすい下地ができているようなものです。
さらに、“過剰な湿気は胃腸を弱らせる”と考えられています。漢方では「胃腸(脾)は乾燥を好み、湿気を嫌う」と言われていて、湿気の多い梅雨や夏に、食欲不振や消化不良が多く、乾燥する秋には「食欲の秋」と銘打つほどに食欲が増し、消化が良くなります。
湿気の多い環境にいる日本人の胃腸は弱くなりやすく、そのため昔から胃腸に優しい淡味の和食が浸透し根付いたとも言われています。胃腸が弱くなると全身の水の巡りはさらに悪くなり、ますます湿気やすいカラダになります。