夏場の冷え対策
女性ホルモンバランスの乱れは、「冷え」の原因に!
お腹をおさえる女性
昔から冷えは万病の元というように、女性にとって冷えは大敵。
夏の暑い季節は、外気温が高いため、冷えに対する意識は低くなりがちですが、体が冷える食生活や生活習慣を送っていることでホルモンバランスの乱れによる不調が出やすい季節です。とくに、お腹まわりの冷えは、婦人科系のトラブルを引き起こしてしまいますので、どの年代の女性も体を冷やさないことが大切です。
今回は、夏冷え対策&解消法を3つご紹介しますので、ご参考にしてください。
冷えと女性ホルモンは関係がないように思われますが、自律神経の乱れは、体温調節機能を低下させるということを聞いたことがある人も多いと思います。女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは、脳の視床下部という部位で、自律神経のコントロールも同じく視床下部でなされています。ですので、自律神経のバランスが乱れると、同時に女性ホルモンのバランスにも乱れが生じてしまうため、冷えを招くことになってしまうのです。
体温が下がる女性ホルモン周期を見逃さない!
生理中は女性ホルモンの分泌が少ない時期で、とくに体温を上げる働きをするプロゲステロンの分泌が少ないため、体温が下がります。とくに「生理中は、ホルモンリズムで体温が下がる時期だ」ということを意識して、体を温めるようにしましょう。