自律神経
自律神経が乱れるとどうなる?
自律神経が乱れることで、私たちの体にはさまざまな不調が出てきます。具体的にどのような症状、疾患が現れるのかを見ていきましょう。
自律神経の乱れによる諸症状
自律神経が乱れることによる体調の悪化は、身体機能の調節や制御が利きづらくなることで引き起こされます。その症状が悪化すると自律神経失調症となり、症状が繰り返し出現したり改善したりする状態に。症状は人によって異なり、個人差があるのも特徴です。
代表的な症状としては、次のようなものが挙げられます。いくつかの症状が同時に現れたり、ある症状が治っても別の症状が出たりするケースもあります。
●疲労感
体が疲れやすい、朝起きることができない
●頭痛
頭がずきずきする、頭が重い、頭がふらつく
●体温の異常
慢性的な微熱、低体温など
●睡眠異常
不眠、日中の眠気
●耳・喉・口の症状
耳鳴り、耳が詰まった感じがする、喉の異物感、口が渇く、口内が痛いなど
●胸部の異常
動悸、息切れ、胸の痛み、胸やけ、圧迫感、うまく息を吸い込めないなど
●吐き気・胃腸の異常
吐き気、腹部膨満、便秘、下痢、腹にガスが溜まる
●排尿の症状
頻尿、残尿感、排尿しにくい感じがある
●手足の異常
手足のしびれ、脱力感、手足の冷え、ほてり
●筋肉の凝り・関節の痛み
首や肩の凝り、関節の痛みなど
●皮膚の異常
皮膚や粘膜のかゆみ